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川エビ

川エビ:テナガエビの特徴

熱帯から温帯に広く分布するが、熱帯ほど種類が多い。たとえば日本の九州以北では通常テナガエビ、ヒラテテナガエビ、ミナミテナガエビの3種しか見られないが、南西諸島では前述の3種を含めた9種が分布する。

体長は5cmほどのものから20cmほどのものまで種類によって差がある。成体は全身が緑褐色-灰褐色だが、若い個体は半透明の体に黒いしま模様があり、スジエビ類に似る。若いテナガエビとスジエビは目の後ろにある肝上棘(かんじょうきょく)の有無で区別でき、スジエビには肝上棘がない。

一番の特徴は和名通り長く発達した鋏脚だが、これは第1歩脚が大きいザリガニやカニなどと違って第2歩脚が大きくなったもので、よく見ると大きな鋏脚の内側にもう1対の小さな第1鋏脚がある。成体のオスの鋏脚は種類によっては体長よりも長いが、メスや若い個体は細く短い。この脚は餌をつかんだり、他の個体を排除するのに用いる。水底を歩く時には大小2対の鋏脚を前に突き出し、後ろの3対の歩脚で移動する。


川エビ:スジエビの特徴

体長はオス35mm、メス50mmほどで、メスの方が大きい。体には黒の帯模様が各所に入り、和名もここに由来する。帯模様の太さは個体や地域で若干の変異がある。生きているときは体がほぼ透明で内臓が透けて見えるが、瀕死になったり、死ぬと体が白く濁る。体型は紡錘形で、頭胸甲・腹部の境界と腹部中央(いわゆる「腰」)が曲がり、頭部が上向き、尾部が下向きになっている。

額角は細長い葉状で、眼柄や触角、5対の歩脚も細長い。歩脚のうち前の2対は先端にはさみがある鋏脚となっている。

テナガエビ類に近縁で、テナガエビ類の若い個体とスジエビはよく似ているが、テナガエビ類には複眼後方の頭胸甲上に「肝上棘」(かんじょうきょく)という前向きの棘があり、肝上棘がないスジエビと区別できる。また、同じく淡水にすむヌマエビ類とは大きさが同じくらいで混同されることもあるが、スジエビは明らかに脚が長く、上から見ると複眼が左右に飛び出す。


川エビの釜ゆでの作り方

茨城県かすみがうら市の川エビの釜ゆで
  • 茹で加減は沸騰して10分位が手長エビの旨みを引き立ててくれるようです。
  • 塩は多めで、チョット辛味がついた方が美味しいです。
  • 「塩」は良質な天日塩でゆでると美味しさが引き立ちますよ。

川エビ佃煮の作り方

茨城県かすみがうら市の川エビの佃煮

【材料】

  • 川えび500g
  • 水カップ1/2
  • 砂糖大さじ5
  • しょうゆ大さじ5

【作り方】

  1. 川えびを一度ゆがく。
  2. 鍋に水、砂糖、しょうゆを入れて煮立たせる。
  3. 2に1をいれて、味がしみ込むまで煮る。

川エビの唐揚げの作り方

  1. よく水気を取ってクッキングペーパー等で、180度の油で揚げます。油がはねますので気をつけましょう、川えびの色が赤色になってきましたら、温度を190度くらいにし油を抜きます。
  2. カラッと揚ったらすぐに取りだし、塩を振り掛ければ出来上がりです。熱いうちに塩を掛けましょう。

川エビと野菜の煮物の作り方

夏場食欲のないときなどは、キュウリやナスなど旬の野菜をエビと一緒に煮物にし、栄養補給をしましょう。 小型の川海老に片栗粉を入れてトロミをつけ、野菜と一緒に煮込みます。冷まして食べると一段と味がしみ込み、美味しくいただけます。


霞ヶ浦産 川エビの販売

山野水産では、川エビの加工品を販売しております。

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